2年目くんと仲良しになってきた(と思ってるのはあたしだけ?)
あたしが困ったこと、すべてにちゃんと答えをさがしてくれる。
仕事自体が憂鬱だと言っていた。
だから、あたしは帰宅するとき、明日も仕事だと思うと
ちょっと楽しみになることを話した。
おおげさなくらいに驚かれ、不思議そうにあたしを見ていた。
ただ。あたしはふたりで話すとき緊張でかたまる癖がある。
つらいこともあるし、できないことに苛々もする。
特に、今日はひどかった、ミスが多発した。
だけどほとんど笑っているような気がする。
たとえば、先輩が楽しみにとっておいたチーズケーキを
2年目くんが冷凍庫にいれてカチコチに凍らしてしまって
先輩が「いやがらせや!」と授業中に大声でさわぎ
生徒さんもあたしも笑った。
そーゆーちょっとだけ楽しいことがすき。
残念ながら、会社のやり方とかはすきになれないけれど。
帰りに、学生のとき、同じクラスだった男の子に会った。
ガタイの大きなひと。スーツを着ると、すごくサラリーマンだ。
もうすぐ人を統括する仕事をするんだって言っていた。
かっこいいね、と言うと誇らしげだった。
ちゃんと、はっきりとあたしの名前を呼んでいて
しかもあだ名だったので少しうれしかった。